GitHubを使わずにConohaVPSサーバーにアップロードする【FileZilla】

はじめに

多くのサイトではGitHubを使ってファイルをサーバーにアップロードしていますが、初心者だとGitHubが上手く扱えなくてファイルをアップロードできない場合があります。

そんな人のために、今回はGitHubを使わずにConohaVPSにファイルをアップロードする方法を説明します。

ConohaVPSの契約

先にVPSの契約を済ませてください。やり方はここでは割愛します。

ネームタグには好きな名前を入れればOKで、rootパスワードはあとでつかうのでメモっておいてください。

Conoha VPSでSSH Keyを新規登録する

https://support.conoha.jp/v/registsshkey/

秘密鍵のファイルxxx.pemがダウンロードできるので、ドキュメントフォルダにでも置いておく

FileZillaのダウンロード

FileZillaとはWindowsでもMacでもLinuxでも使えるsFTPソフトです。

sFTP = SSH接続するFTP。

公式サイトからダウンロードしてください。

FileZillaにSSH Keyを登録する

https://support.conoha.jp/v/sftpfilezilla/

Conohaコントロールパネルでセキュリティグループの設定

セキュリティグループがdefaultのままだとすべてのIPアドレスの接続を拒否する設定になっています。

セキュリティグループを変更しましょう。

sFTPソフトを使ってデータを送受信する場合は「IPv4v6-SSH」にします。

(※IPv4v6-FTPじゃないので注意してください!てっきりIPv4v6-FTPだと思って私は2時間ぐらい時間を無駄にしました)

FileZillaからVPSサーバーに接続する

ホスト名:Conohaのコントロールパネルのサーバーリストのとこに書かれているIPアドレスを入力

ユーザ名:root でOK

パスワード:VPSに契約するときに決めたrootパスワード

(※パスワードを忘れたときはサーバーの再構築ボタンを押して最初からやり直すこと)

ポート番号:22 (FTPやsFTPによるデータの送受信はポート番号22で固定)

(ポート番号がわからない場合はConohaコントロールパネルの画面左側セキュリティ タブのセキュリティグループを参照すること)

どこにアップロードすればいいのか

FileZillaで接続するとrootディレクトリのみが表示されますが、「‥」と書かれたフォルダをクリックすると、同階層にetcディレクトリやhomeディレクトリ等、沢山のディレクトリが出てくるはずです。

varディレクトリ>wwwディレクトリ>htmlディレクトリ をのぞいて見て下さい。

「index.nginx-debian.html」というHTMLファイルが見つかります。

これが「Wellcome to Nginx」の画面のファイルです。

Node.js+Expressで作ったファイルをここにアップロードして下さい。

(※/var/www/htmlはNginxをインストールすることで作成されるディレクトリです)